この度、第63回ベルリン国際映画際にて、山田洋次監督の最新作『東京家族』が、2月7日から17日まで開催される第63回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門で上映されることが決定!山田洋次監督は同映画祭において2010年に特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞、また、『たそがれ清兵衛』以降、7作連続でのベルリン映画祭出品となります。
さらに、同映画祭ベルリナーレ・クラシック部門では、本作のモチーフとなった小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』デジタルリマスター版も上映が決定!このように関連する新旧作が同じ映画祭で上映されることは極めて稀で、「東京家族」への期待の高さと「東京物語」の人気が伺えます。また、両作品とも海外での上映は今回が初めてで、ともにインターナショナルプレミアとなります。
【ベルリン国際映画祭ディレクター(総責任者)ディーター・コスリック氏からのコメント】
私たちが敬愛する山田洋次監督の最新作と、映画史に多大なる影響を及ぼした小津安二郎監督の「東京物語」を同時にベルリン映画祭で上映できることを大変光栄に思います。
「東京物語」にオマージュをささげた感動作「東京家族」には、作品選定メンバーの皆が感銘を受けました。ベルリン映画祭は山田監督と彼の素晴らしい映画にとても愛着を感じており、再び山田監督の作品を上映出来ることを大変嬉しく思います。
■ベルリン国際映画祭について
ドイツのベルリンで毎年2月に開催されるFLAPF(国際映画製作者連盟)公認の国際映画祭で、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び世界三大映画祭のひとつに数えられる。
<山田洋次監督作品 ベルリン国際映画祭出品歴>
●1989年『ダウンタウンヒーローズ』 コンペティション部門出品
●1994年『学校』 パノラマ部門出品
●2003年『たそがれ清兵衛』 コンペティション部門出品
●2005年『隠し剣 鬼の爪』 コンペティション部門出品
●2007年『武士の一分』 パノラマ部門及び特別部門出品
(パノラマ部門オープニング上映)
●2008年『母べえ』 コンペティション部門出品
●2010年『おとうと』クロージング上映、特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)受賞
『京都太秦物語』(共同監督:阿部勉)フォーラム部門出品
●2013年『東京家族』ベルリナーレ・スペシャル部門出品
※ベルリナーレ・カメラ(特別功労賞)
ベルリン映画祭から、映画への独自の貢献をした団体や映画祭と特に親交が厚い人に対して敬意を表して送られる賞。過去には、クロード・シャブロルやオットー・プレミンジャー、クリント・イーストウッド等、世界の巨匠の名前が並ぶ中、山田洋次監督は2010年にこの特別功労賞を受賞しています。
※Berlinale Special(ベルリナーレ・スペシャル)とは?
話題性の高い新作や注目に値する特別作品を上映するセクションで、作品を上映することによって著名な映画人を称え、また古典作品を上映することで観客を映画史の世界へと誘うことが主な目的。さらに、特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)受賞者を称える作品の上映や、ベルリン映画祭との関係が深い巨匠による作品の上映も行われる。昨年は、米アカデミー賞受賞式直前に「英国王のスピーチ」(トム・フーパー監督)が上映されたことも話題になった。本部門で過去に紹介された日本映画としては、木下惠介監督の「二十四の瞳」(2005年)や大島渚監督の「儀式」(2010年)等がある。上映は主に、欧州最大のキャパシティ(1750席)と最新の機器を備えた、世界の国際映画祭の中でも最大級の劇場であるFriedrichstadt-Palastフリードリッヒシュタット・パラストで行われ、「東京家族」もこの劇場で上映される予定です。
※Berlinale Classics(ベルリナーレ・クラシックス)とは?
「東京物語」(デジタルリマスター版)が上映される”Berlinale Classics”は今年から新たに作られた特別プログラムで、Retrospective部門の一部に含まれる。新たに修復された古典作品、記念や周年とリンクした作品、その他世相や時事と結びついた作品を主に上映する予定となっている。
今回の上映は、小津安二郎監督生誕110年を記念した海外で初のデジタルリマスター版上映。小津監督は2003年には、生誕100年を記念してベルリン映画祭Retrospective部門で現存する作品全作の特集上映が行われた。
昨年、Sight & Sound誌での「映画監督が選ぶ優れた映画No.1」選出後ということもあり、注目を集めることが予想されます。
◆『東京家族』
2013年1月19日(土)ロードショー
公式サイト:http://www.tokyo-kazoku.jp/
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